何かのきっかけで簿記の資格を取得しようと思っている皆さん。
簿記の資格でも様々ですから、自分がどの資格を取得するべきかきちんと調べて
勉強を始められるのをお勧めします。
そして、合格をきっかけに習得した知識を活かす場をしっかりつかんで、
なりたい自分を目指し頑張ってください!
簿記って?人類史上もっとも偉大な発明?!
簿記の名前の由来を知っていますか?簿時の英語表記は「Bookkeeping」(帳簿という意味)に漢字を充てたという説と「帳簿記録」又は「帳簿記入」の略語という説があります。
そもそも簿記は、企業規模の大小はもちろん関係なくその企業(もちろん官省庁、組合なども)が経済活動を帳簿で管理し財政状態を記録して一定期間内の経営成績を明らかにする技術のことをいいます。簿記にはお小遣い帳や家計簿のような単式簿記もありますが、もっとも一般的な簿記である複式の商業簿記のことを単に簿記と称するのが通常です。簿記の誕生は、イタリアの商人という説があり、ゲーテによると人類史上最も偉大な発明といっています。ローマ時代の古代彫刻の中に商業簿記が彫られていることが確認されており、またギリシャ・エジプトなどでは古代時点で簿記が存在していたことが推定されています。
簿記の資格 試験選びが重要なポイントとなる
古代から存在しており、人類史上最も偉大な発明といわれることからも、簿記の技術の必要性は明らかです。広く必要とされるものだからこそ、試験の種類も様々です。
現在3種類の機関が簿記検定を実施しています。一般的に簿記の資格と言われる場合、日商簿記を指していることがほとんどですが、受験する際に通われている学校など環境によって取得する資格が変わってきます。
もっとも知名度や評価(学校・就職等)が高いのは日商簿記検定になります。簿記2級と言えば、通常日商簿記2級を示します。同じ2級といっても、他の簿記検定では対象範囲が商業簿記だけですが、日商の簿記2級には工業簿記も含まれており、合格するためには、より総合的な簿記の理解が必要になります。
簿記2級に合格した後、税理士や会計士の試験の合格を目指す方でまず簿記1級の「合格」を目指す方がいますが、もし、受験資格の取得の必要がないのであれば、会計士や税理士の勉強をまず始めても良いのではないでしょうか。なぜなら、簿記1級の試験合格のためには、そのための独自の勉強が必要になりますが、その間に会計士や税理士の試験勉強をすることでそれらの資格の合格が早まりますし、簿記検定より難易度の高い会計士、税理士の資格の勉強をしていれば、自然と簿記1級の試験も受験し易くなるのです。より高いゴールを目指すことで、その手前にあるゴールの達成は容易になるものです。
取得するにあたって 合格はスタートライン。なりたい自分に焦点を!
資格を取得すれば、即就職に役に立つと考えがちですが、資格だけで人は判断できませんので、あくまでもその人が持つポテンシャルが就職における絶対条件です。社会人では簿記3級、できれば2級程度の知識があることが、これからの社会では望まれる傾向にあります。これまでは経理職、または営業事務職などの人が保持していることが望まれていましたが、昨今ではそういった職種に関わらず自分の会社の決算書を見ることが求められるので、会社が資格取得を義務化していることもあります。営業職についても、利益率の向上が常に求められることから、視点を養うために簿記の資格を取得する人も多いようです。どのような職種で仕事をしていくとしても、自分が勤めている会社の売上や利益などの仕組みが分かると大きな視点で会社を見ることができるようになり、仕事の効率化などにもつながります。ただし、取得することで満足するのではなく、実際に実務で活かすことが大事であり、その資格を活かして自分自身がどのようになるかが重要です。合格だけに焦点を当てるのではなく、その先にあるなりたい自分に焦点を当てましょう。